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2008.11.21 ピラネージ版画展2008-未知なる都市の彼方へ-

(町田市立国際版画美術館)
(2008.10.4~11.24)

ひさびさの、と言うかピラネージだけの展覧会は初めてかもです。
しかし、例によって時間がおしているので満喫できず残念。
わかってるんだからもっと早く来ましょう>自分
もちろん展示はよかったですよ。
若干飽きましたがこれだけまとまって見られる機会はそうそうないでしょう。
10年前なら図録も買ったと思いますが、今は場所がないので厳選中につき見送りです。


で、サイトの説明読んでたら・・・添削したくなったので全文転載します。太字は添削部分。
ここから転載(本当に原文のままです)

この秋、町田市立国際版画美術館では約20年ぶりにラネージ版画展を開催します。ジョヴンニ・バッティスタ・ラネージ(1720-78)は、イタリアのヴェネツイア近郊で生まれ、ローマで活躍した版画家です。建築家・考古学者でもありました。ローマに深く魅せられたピラネージは、壮大な古代のモニュメントを銅版画によって紙の上に築きました。また、「トレヴイの泉」や「スペイン広場」など、ローマのさまぎまな名所の姿も描きました。ヨーロッパではこの頃、名所旧跡を訪ねる旅行、名づけて<グランド・ツアー>がブームでした。ラネージの版画は“永遠の都’’として名高いローマに憧れ訪れる人々に競ってもとめられ、その名声はヨーロッパ中に広まりました。
 当館では、開館まもない1989年、『ピラネージ版画展 光と影の戯れ。古代ローマの封想空間』展を開催し、作品129点を紹介しました。それは1977年に神東川県立近代美術館で開催された『ビラネージ展』に次いで、日本で2度目の大規模なビラネージ展でした。これにより、まだあまり知られていなかったビラネージの作品を日本に紹介する一翼を担いました。当館ではその後、2000年に『ピラネージの遥かな旅~時空をこえて~』と題して31点ほどを展示、瀞岡県立美術館でも2001年に『ローマ散策展』、2004年には『ローマ散策展PartⅡ ピラネージのみた夢』が開催されました。その間、国立西洋美術館でも所蕨品が展示され、また東京大学附属図書館亀井文直所蔵のビラネージ全作品がインターネット上で公開されるようになりました。こうして今日ではビラネージの知名度は1989年頃に比べ一躍高まり、同時に「ぜひ実物が見たい」、「図録が欲しい」といった要望も寄せられるようになりました。そこでこのたび当では、所蔵品および寄託品に加え、静岡県立美術館他の協力を得て、約20年ぶりに再びピラネージの版画を一堂に展示する運びとなりました。
 優れたデッサンカと巧みな銅版画技法を駆使し、大画面に構築されたピラネージが描くローマの姿は、現実を超えた壮大な威容を誇っています。本展ではその迫力溢れる傑作とともに、はるか古代のエジプトやローマ、そして遠くアジアまで、未だ見ぬ都市へと空想をはせ、建築や装飾にその粋を結実させた版画や書籍などもあわせて約200点を一堂に展示します。本展はピラネージの作品の魅力・迫力を十二分に味わうことができ、いながらにして永遠の都ローマヘと旅することができる展覧会です。ぜひご来場ください。

★★★
ところどころ ラネージ、ってなってますが ラネージですよね?
てんてんとまる、は見分けがつきにくいとはいえ、作者の名前間違えますか?
思うにこぴぺしてるんですよね。展覧会名などが正しいのはそのままこぴぺしてるから。
で、間違ってるのをそのままこぴぺしたら・・・目もあてられません。

ジョヴンニ・
ヴェネツア・
トレヴ
これはジョヴンニ、ヴェネツア、トレヴではないでしょうか。
"V"を"ヴィ"と表記する場合、"イ"ではなく"゛ィ"と書かないと変だと思うのですが。

“永遠の都’’
まあこれも細かいんですけど、ちゃんと「“ ”」か「“ ”」で揃えてほしいですね。

それから自館で開催した展覧会名なんですが
『ピラネージ版画展 光と影の戯れ。古代ローマの封想空間』展
の副題は正しくは『光と影の戯れ。古代ローマの幻想空間』ですが。だいたい封想ってなんでしょう?

それに神東川県立近代美術館って。
他館の名前間違えますか?失礼ですよね。神川県立近代美術館と思われますが。

こちらも瀞岡県立美術館、って、さんずいがついてますが
岡県立美術館ですよね?
正しく書いている箇所もあるのでこれもこぴぺかな?

>国立西洋美術館でも所
品、ですよね。この字は「わらび」ではありませんか?

>東京大学附属図書館亀井文直
呼び捨てですか?これも失礼ね、と思ったら全版画持ってるのは亀井文、でした。

>そこでこのたび当
間違ってるわけではありませんが、ここだけなぜこのの漢字を遣うのか?

あと個人的に半角と全角の数字が混じっているのは気持ちわるいです。
半角に統一したらどうでしょう。

★★★
細かすぎるきらいはありますが、誤字は問題外
だと思います。そして多すぎ。
だいたいサイトにあげる前、あげてから校正したのでしょうか。
学芸員さんがこんな間違いしないと思うので、サイトにあげるときに転写した人の
うっかりミス、なのかなあ。(転写じゃなくて手書きの文章何かで読み取らせたのかな、と
思うほどの間違い多いですが。今は手書きでなんか書かないよねえ?)
あまりにあまりなのでさらしちゃえ~と言う気分になりました。
by kinmokusei_verdi | 2008-11-25 23:45 | 展覧会
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