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2005.2.4 ワイルドライフ写真大賞展 (国立科学博物館)

(2005.2.1~2.27)

科博の地下で開催中。図録も写真集もなくフライヤーももらいそこねてしまった、でした。
なかなか良い内容だっただけに残念。入賞点数88点。
良かった写真を見た順に。

バラージュ・カールマン(ハンガリー)/春を告げる Herald of spring /(植物)
クロッカス・アングスチフォリウスが夜の中で鉱物のように輝いてみえる。
アンドレア・ボネッティ(スイス)/止まり木のカワウ/(夕暮れから夜明けまで)完璧な構図。
日本画のよう。満月の中にちょうどカワウがはいるみたい。出来すぎ。

9000万頭いたアメリカバイソンが今は3600頭、と言うキャプションを読んで背筋が凍った。

ダニエル・マグニン(フランス)/ムナジロカワガラス/川の中の石に胸をそびやかして
立つりりしさ。
テオ・アロフス(ドイツ)/(コンポジションとフォルム)オウサマペンギンのお通りだ/
邦訳題名が秀逸。ペンギンもばたばたしてて大変そう~
ブライアン・スケーリ(USA)/(水中の世界)泳ぎを練習するタテゴトアザラシ/
かーわーいーーーー!!!ごまちゃんだ!

ヤング・ワイルドライフ大賞
ギャビー・サラザール(USA)/グリーンアノールトカゲ/なんてきれいなとかげ!!!
緑の葉に映える緑のからだ、切子のような瞳よ。

S.J.カズロースキー(USA)/ホッキョクギツネの狩り/白一色の雪原に1mもくるっと
とびあがって、狩りを・・・獲物にはありつけなかったようで残念。
ラーシュ=オロフ・ヨハンソン(スウェーデン)/ジェンツーペンギン/ペンギンの親子。
こどもが立ち上がった瞬間にっ!(笑

絶滅危惧種のためのジェラルド・ダレル賞
A.L.ハリントン(U.K)/エチオピアオオカミ/さみしそうな、不安げな2頭。

見て損はないです。常設入場料だけで入れますし。
★★★★★

ワイルドライフ写真大賞展
by kinmokusei_verdi | 2005-02-08 20:42 | 展覧会
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