(国立新美術館)
(2009.3.25~6.1) なんでも『ルーヴル』ときくと混雑するのはブランドなんでしょうねえ。 それとも《モナリザ》が展示されてるとでも・・・思うわけないですね。 同時期に2館でルーヴル展を開くとは、日本がいかにお という感じがします。 で、主催も後援もアレですから宣伝もがんがんしてて、いやになりますが やっぱり来てしまうのはティツィアーノのせい。 で、気にいった作品をつらつらと。 49《台車にのったハリネズミ》 50《台車にのったライオン》 ほんとにかわいいですよ、だからってメトロの壁面広告に遣うのはずるい気がする・・・ 60《犬をつれた子ども》母犬にくわえられたシャツが。 83ジャン=バティスト・ドフェルネ《悲しみにくれる精霊》 86フルリー=フランソワ・リシャール《小さな赤頭巾》/オオカミが! 106フランソワ=ユベール・ドルエ《三角帽をかぶった子ども》/かわいい 111レノルズ《マスター・ヘア》/いまいち 114《若い女性と子猫を抱く少年》/猫がっ!かわいい! 133ベラスケスと工房《フランス王妃マリー=テレーズの幼き日の肖像》 スペイン王女マリア・テレサですね。 136ヴィクトワール・ジャコト《ルイ・ド・フランスの肖像》 ルイ17世ってこんなに美! 183ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス》 このために来たようなものですね。 人が少なかったので、ひとときひとりじめできてしあわせでした・・・ しゅろを持っているステパノが聖母をじとーっと見る目が・・・ あとみな伏目がちにキリストの方見てるので目立ちました。 いろいろうがった目で見てたのは否定しませんが、 ロワレット館長の談話にある 『芸術は、余暇に楽しむだけのものではありません。人間にとって『必要』なものなのです」 と言う言葉は実感したり、しています。 あと、この企画について 「子どもという感情を呼び起こすテーマを通して、異なる文明、時代と対話する。 そこに今回の面白さがあります。」 というのは日本の客に理解を求めてるのだなあ、と。他ではまだこんな企画やったことないですよ、と。
by kinmokusei_verdi
| 2009-03-28 23:28
| 展覧会
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